インタビュー取材には、どのような服装で行くのが「正解」なのか?

よくある質問テクニック, 取材, 顧客インタビュー

 

「イシオカさん、顧客インタビュー取材では、どんな服装で行くべきなんでしょうか?」

 

先日、ライターさんから、こんな質問をいただきました。
ライターという職業は、一般的な仕事感覚からすると、自由に見られるようです。ふだんは、ラフな格好で取材しているライターさんが多いと思いますが、導入事例の取材ではどんな服装が適しているのでしょう?

 

結論からいえば、服装は取材対象者に合わせるべきです。

理由は以下に述べますが、まず大前提として、表情や言葉づかいと同じかそれ以上に服装は第一印象を左右します。ですから、服装や身なりは、自分のためではないということ。服装は相手のためにあるものです。誤解を恐れずに言うなら、インタビュー取材では服装で自己主張をする必要はありません

 

服装だけでなく、言葉づかいやコミュニケーションも取材相手に合わせられるのが、プロのインタビュアー

上場企業の経営者にインタビューするときと、女子高生にインタビューするときが同じではおかしいですよね。つまり、取材対象者に合わせた服装をし、取材対象者に合わせた言葉づかいをすべきです。

同様に、話し方や訊き方などのコミュニケーションも、相手に合わせます。
堅苦しい会話を続けていても、ホンネは引き出せません。なるべく話しやすい雰囲気を作りあげるためにも、初対面であっても、失礼のない程度にフランクなコミュニケーションを自然と取れるのがプロのインタビュアーです。これは「インタビューテクニック(インタビュー技術)」の範疇になると思いますが、この思考がないインタビュアーの場合、質問が必要以上に堅くなるため、回答もおのずと堅くなります。丁寧なやり取りと、紋切り型なやり取りは、大きくちがいます。

では、事例制作における顧客インタビューの役割は、なんでしょうか? 唯一最大の役割は…

 

読者(見込み客)がもっとも知りたいのは、「(使ったからわかった)ユーザーのホンネ」

顧客のホンネを引き出すことです。

上辺だけのコミュニケーションや度を越すような硬いコミュニケーションは、味気ない導入事例、上滑りしているお客様の声ができあがります。これでは、見込み客である読者が知りたい情報ではありません。結果、売上があがらない導入事例のできあがりです。

見込み客が本当に知りたいのは、ホンネの部分です。ユーザーとしてのホンネ。使っているユーザーだからこそわかったホンネです。ですから、良いことを並べるだけの導入事例では、見込み客のココロは動きません。イマイチな点も含めて、なんで使い続けているのか?というホンネを知りたいのです。そんな顧客のホンネを引き出すコミュニケーションには、言葉づかいだけでなく、服装も大事です。

もうすこし具体的に説明します。

 

スーツにリュックサックは、アリか?ナシか?

わたしの場合、基本的には、「スーツ > ジャケパン > ジャケットなし」という序列です。
細かくいえば「スーツ・ネクタイ > ジャケパン+ネクタイ > ジャケパン・ノータイ > ジャケパン・ジーンズ > ジャケなし・ジーンズ」となります。もちろん、ジーンズだけでなくコットンパンツなどのバリエーションもありますが。

余談ですが、「ライターが、スーツ+リュック なスタイルで取材に来て、ビビった」と話してくださったクライアントもいます。ビジネスシーンでのリュックサックも少しずつ認められてきてはいますが、リュックで商談に望むことはまだ考えにくく、その意味でもわたしはリュックを背負ってスーツ・ネクタイはしません。

ドレスコードのような細かい定義のないものですから、取材対象者に合わせた服装をすること、つまり、「服装は相手のためにする」という気配りを忘れないようにしたいものです。

 

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